あの作家、というのは

もうお察しの方もおられると思うが、

芦屋市で育った村上春樹さんである。

ここは、芦屋市立図書館打出分室である。

村上少年は、学生の頃からここに通って

読書三昧だったそうである。

幸いなことに、

この建物は現在も現役である。

個人的には、建築デザインとしても

かなり魅力的なデザインだと感じており、

何度も訪れては四季折々に変わる姿を

写真に収めたり、本も借りたりしている。

中は、ちょうどいい狭さである。

居心地のいい場所。

図書館というよりも、

​本の美術館、という

イメージに近いかもしれない。

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